
お医者さんになりたい!
子どもからそんな言葉を聞いたとき
「応援はしたいけれど、何から始めればいいんだろう?」と思ったことはありませんか?
医者になるためには医学部への進学が必要です。
そして、その道のりは決して簡単ではありません。
高い学力や努力を積み重ねることはもちろん、進学先によっては教育費が大きな負担になることもあるため、子どもの夢を応援するには、家庭としての準備も大切になります。



だからこそ、「医者になりたい」と思ったときから、一歩ずつ準備を始めることが大切になります。
この記事では、医者になるまでの道のりや、学年ごとに今やっておきたいこと、AI時代の医師の仕事、進学に向けたポイントまで、わかりやすくまとめました。
小学生からでも、中学生からでも、高校生からでも、その時期だからこそできることが必ずあるはずです。
子どもの「医者になりたい!」という夢を、今日から一緒に応援していきましょう。
医者ってどんな仕事?
「医者」と聞くと、病気やケガを治す仕事を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、医者の仕事は治療だけではありません。
病気の原因を調べたり、健康を守るためのアドバイスをしたり、命に関わる手術を行ったりと、さまざまな場面で人の命と健康を支えています。
また、病院だけでなく、大学や研究機関で新しい治療法を研究したり、企業で新しい薬や医療機器の開発に関わったり、海外で医療支援を行ったりする医師もいます。



人の役に立ちたいという気持ちを、専門知識や技術で形にできることが、医者という仕事の大きな魅力です。
医者の主な仕事
医者とひとことで言っても、専門分野によって仕事内容はさまざまです。ここでは代表的な診療科を紹介します。


医者にはこのほかにも多くの専門分野があり、それぞれの知識や技術を生かして患者さんを支えています。
「手術をする医者になりたい」「子どもを助ける小児科医になりたい」など、どんな医者になりたいのかを考えてみると、将来のイメージがもっと広がります。
医者が活躍する場所
医者というと病院で働くイメージがありますが、実は活躍する場所は一つではありません。
地域のクリニックで身近な健康を支える医者もいれば、大学病院で高度な医療や研究に取り組む医者、災害現場や海外で医療支援を行う医者もいます。


医者は、患者さんを診察するだけでなく、研究や教育、地域医療や世界の医療支援など、さまざまな分野で活躍しています。
病院だけでなく、研究や教育、地域医療など、医者が活躍する場所はたくさんあります。医者という仕事の広さを知ることで、将来の選択肢もきっと広がります。
医療を支える仕事
医療は、医者一人だけで成り立っているわけではありません。
看護師や薬剤師をはじめ、さまざまな専門職が協力しながら、患者さんの命や健康を支えています。


医者を目指している人も、医療の仕事に興味がある人も、みんな「人の健康を支えたい」という気持ちを大切にしています。
医療にはさまざまな役割があり、それぞれが力を合わせることで、多くの人の命や健康を守っています。
医者を目指す中で育てていきたい力
医者に必要なのは、勉強が得意なことだけではありません。
患者さんの話を聞く力や、最後まであきらめずに努力する力など、子どものころから少しずつ育てていける力がたくさんあります。


これらの力は、特別な才能ではありません。
学校生活や読書、習い事、人との関わりなど、毎日の経験の中で少しずつ育てていくことができます。
医者になるまでのロードマップ
医者になるまでの道のりは長く、決して簡単ではありません。
しかし、一歩ずつ経験を積み重ねていけば、夢に近づくことができます。
まずは、医者になるまでの全体の流れを見ていきます。


医者として活躍するまでには、高校での進路選択や医学部での学び、医師国家試験、そして初期臨床研修など、さまざまなステップがあります。
「お医者さんってかっこいいな」「人の命や健康を支える仕事をしてみたいな」と思ったその日から、夢への大切な第一歩は始まります。
医者への道は簡単ではないからこそ、今の学年だからこそできることを、一つずつ積み重ねていくことで、あとから慌てずに済みますよ。
医学部にかかるお金について
医者になるためには、6年間の医学部で学ぶ必要があります。
そのため、進路を考えるときは「どんな大学に行きたいか」だけでなく、「学費はどれくらいかかるのか」も知っておくことが大切です。
特に国公立大学と私立大学では、6年間でかかる学費に大きな違いがあります。
| 項目 | 国公立医学部 | 私立医学部 |
|---|---|---|
| 入学金 | 約28万円 | 約100万~200万円 |
| 年間の学費 | 約54万円 | 約300万~700万円 |
| 6年間の学費(目安) | 約350万円 | 約2,000万~4,500万円 |
医学部は、大学の中でも学費が高額になりやすい学部です。特に私立医学部では、6年間で数千万円かかることも珍しくありません。
一方で、医師は国家資格が必要な専門職であり、卒業後は初期臨床研修を経て医師として働きます。
長い学びが必要だからこそ、安定した需要があり、人の命や健康を支える大きなやりがいのある仕事です。


「医者になりたい」という夢を実現するためには、学力だけでなく、学費や進学計画についても家族で早めに話し合っておくことが大切です。
学力も学費も、時間をかけて準備する進路だからこそ、小学生・中学生のうちから少しずつ準備を始めることが大切です。
小学生でやっておきたいこと
「医者になりたい!」と思ったら、まず大切なのは、毎日勉強する習慣を身につけることです。
医学部を目指すには、高校まで長い時間をかけて基礎学力を積み上げていく必要があります。



そのため、「学校の宿題をしたら通信教育に取り組む」など、毎日のルーティンを決めておくのがおすすめです。
無理なく続けられる学習習慣は、中学生・高校生になってからも大きな力になります。
本を読んで知識を広げよう
人体のしくみや病気、健康について書かれた本や図鑑を読んで、体のことや病気、病院についてを想像することもおすすめです。。
「どうして熱が出るの?」「心臓はどうやって動いているの?」など、疑問を持つことが医学への第一歩です。
理科と算数を好きになろう
医学部では理科や数学を使う場面がたくさんあります。
学校の授業を大切にして、「わかった!」「楽しい!」という気持ちを少しずつ増やしていくことが大事です。
ただ、黙々とプリントをするのではなく、苦手を見つけて伸ばす・得意なものは先取りすることができる「無学年方式」の教材がおすすめです。
- すらら⇒公式サイト
無学年式なので、小学1年生から高校3年生まで、自分のペースで学び直しや先取り学習ができます。
算数や理科の苦手をなくしながら、基礎学力をしっかり身につけたい子におすすめです。 - スタディサプリ⇒公式サイト


動画授業で学べるオンライン学習サービスです。
学校の予習・復習はもちろん、苦手単元の復習や先取り学習にも活用できます。 - グローバルステップアカデミー⇒公式サイト


英語で算数を学べる「Math」クラスがあり、算数の力と英語力を同時に伸ばせます。
将来、海外の大学や国際的な環境も視野に入れている子にもおすすめです。 - LOGIQ LABO(ロジックラボ)⇒公式サイト
ソニーグループが提供する理数教育サービスです。
パズルや思考問題を通して、算数・数学の土台となる論理的思考力を楽しみながら育てられます。
中学受験も選択肢の一つ
医学部を目指す場合、中高一貫校へ進学する人も少なくありません。
そのため、小学生のうちから中学受験を視野に入れて準備を始めておくと、将来の選択肢が広がります。
もちろん、最終的に中学受験をしなくても構いません。



でも、受験勉強を通して身につく学習習慣や基礎学力は、高校受験や医学部受験にもとっても役に立つんです!
「受験するかどうか」は後から決めることもできるので、まずは選択肢を広げるための準備を始めてみるのがおすすめ。
中学受験といえば、最難関中学校を目指す子どもたちに人気の進学塾SAPIX(サピックス)をはじめ、四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研などが有名ですよね。
もちろんこれらの集団塾だけで学習を進める子もいますが、難関中学校を目指す家庭では、入塾テストのためや、授業についていくために、家庭教師やオンライン個別指導を併用するケースも珍しくありません。
子どもの理解度や性格に合わせて学習方法を選ぶことが、無理なく学力を伸ばすポイントです。
苦手科目の克服や志望校対策には、オンライン塾や個別指導もぜひ検討してみましょう。
- 東大家庭教師友の会⇒公式サイト


東大生を中心とした家庭教師が、一人ひとりに合わせて丁寧に指導します。苦手克服から難関校対策まで幅広く対応しています。 - SS-1(中学受験専門のプロ個別指導教室)⇒公式サイト


「集団塾の成績が伸びない…」そんな悩みに特化した中学受験専門の個別指導教室です。SAPIX・四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研など、大手塾のフォローにも対応しています。 - マナリンク⇒公式サイト
全国のプロ講師の中から、子どもに合った先生を選べるオンライン家庭教師です。中学受験の経験豊富な先生も多く、苦手科目だけを集中的に学びたい子にもおすすめです。 - ネッティ⇒公式サイト


世界中どこからでも自宅で受講できるオンライン個別指導サービスです。集団塾と併用しながら、苦手科目の補強や志望校に合わせた中学受験対策を進められます。
人を思いやる気持ちを大切にしよう
医者は、病気を治すだけではなく、不安な気持ちの患者さんや家族に寄り添う仕事です。
困っている友達に声をかけたり、人の話をしっかり聞いたりする経験も、将来きっと役に立ちます。
中学生でやっておきたいこと
中学生になると、高校受験を意識し始める時期です。
医者を目指すなら、この頃から「医学部に進学するためにはどんな高校に進むか」も少しずつ考え始めるのがおすすめ。



高校受験をする場合は、定期テストや提出物を大切にして、内申点をしっかり積み重ねすることが大事です。
希望する高校に進学できることが、その先の医学部受験にもつながります。
一方、中高一貫校では高校受験がないため、気持ちがゆるみやすい時期でもあります。
中だるみを防ぎ、毎日の学習習慣を続けることが、高校での学びや医学部受験への大きな力になります。
苦手科目を作らないことが大切
医学部受験では、多くの大学で幅広い教科の学力が求められます。
中学生のうちは苦手科目を放置せず、全体の学力を底上げすることが大切です。
特に英語・数学は高校でも学習が続く積み上げ型の教科なので、早めに基礎を固めておくことが大事。
苦手な教科をそのままにせず、定期テストや模試を活用しながら、どこが苦手なのか、どこが抜け落ちているのかを見つけるのも大事です。
もちろん、塾や家庭教師でガツガツ学ぶのも大事ですが、一度全学年を振り返って、抜けている(忘れている)ところがないか総チェックするのも、中学生ならではの勉強法だと思います。
- 東進ハイスクール・東進衛星予備校 ⇒公式サイト


大学受験に強い進学塾です。高校内容の先取り学習や難関大学対策にも対応しており、医学部を目指す中学生にもおすすめです。現役合格実績も豊富です。 - 家庭教師のトライ ⇒公式サイト


「集団塾では質問しにくい」「苦手科目だけ集中的に対策したい」という中学生におすすめです。医学部受験にも対応しており、一人ひとりに合わせた完全マンツーマン指導が受けられます。 - 名門会 ⇒公式サイト


医学部受験にも強い完全1対1の個別指導塾です。一人ひとりの学力や志望校に合わせた指導で、難関大学合格をサポートします。 - Z会 ⇒公式サイト


難関高校・難関大学を目指す子どもたちに人気の通信教育です。学校や塾と併用しながら、応用力や思考力を身につけたい子におすすめです。
英検にもチャレンジしてみよう
医学部受験では英語が重要な科目の一つです。
中学生のうちから英検にチャレンジしておくと、英語力を着実に身につけられるだけでなく、高校受験や大学受験で役立つ場面もあります。



目安として、中学生のうちに英検3級、できれば準2級の取得を目指してみましょう。
高校生になってからは理科や数学の学習量が大きく増えることが予想されるので、中学生のうちに英検を計画的に取得しておくことで、高校では他の教科に時間を使うことができるようになります。
- スモールワールド ⇒ 公式サイト
英検1級まで指導できる先生も在籍する、日本人講師・バイリンガル講師中心のオンライン英会話です。
講師の質が高く、英検対策はもちろん、ライティングや二次試験まで一人ひとりに合わせた指導が受けられます。 - スタスタ英会話 ⇒ 公式サイト


英検対策に特化したオンライン英会話です。
日本人バイリンガル講師が指導し、合格保証制度があるので安心。
1か月の短期集中型のため、定期テストや受験勉強など、他の教科への負担を抑えながら英検合格を目指せます。 - KIRIHARA Online Academy ⇒
英検対策に特化した短期集中型のオンライン講座です。
日本人講師が試験のポイントをわかりやすく指導してくれるので、受験前の総仕上げにもおすすめです。
高校生でやっておきたいこと
高校生になると、いよいよ医学部受験を意識した学習が本格的に始まります。
医学部はどの入試方式でも高い学力が求められるため、毎日の積み重ねが合格への大きな一歩になります。
また、一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜、地域枠など、大学によってさまざまな入試方式があります。



早い段階から志望校について調べ、自分に合った受験プランを考えていきましょう。
医学部受験は決して簡単ではありませんが、高校3年間の努力は必ず将来につながります。
志望する医学部の入試方式を調べよう
医学部には、一般選抜のほかにも、学校推薦型選抜や総合型選抜、地域枠など、さまざまな入試方式があります。
また、大学によって出願条件や選考方法は大きく異なります。



一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜、地域枠など、それぞれ必要な条件や対策も違うため、自分だけで情報を整理するのは簡単ではありません。
特に医学部は、どの入試方式でも高い学力が求められる難関受験です。
「自分にはどの受験方法が合っているのか」「今から何を準備すればいいのか」と迷ったら、医学部受験に詳しい塾や予備校に相談してみるのがおすすめです。
プロのアドバイスを受けることで、自分に合った受験プランを立てやすくなります。


どの入試方式を選んでも、医学部受験は高い学力が必要です。
医学部受験では、鉄緑会やメディカルラボ、富士学院、などがよく知られています。
ただ、これらのスクールは年間2~300万以上かかるケースがほとんど。



また、入塾条件もなかなか厳しいため、難関大学向けのオンライン塾や家庭教師を組み合わせながら医学部を目指す受験生も少なくありません。
ここでは、自宅でも受講しやすく、医学部受験や難関大学受験に対応したおすすめのスクールを紹介します。
- 医学部・難関大マンツーマン指導塾 アシリ ⇒
公式サイト
医学部・難関大学受験に特化した個別指導塾です。
一人ひとりの学力や志望校に合わせて学習計画を作成し、医学部合格に向けた効率的な受験対策をサポートしています。吉祥寺校での対面授業なので若干ハードルが高め。 - プロイゴ ⇒ 公式サイト
一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜にも対応したオンライン大学受験塾です。
一人ひとりに合わせた学習計画と個別指導で、医学部をはじめとする難関大学合格を目指せます。 - 東進ハイスクール・東進衛星予備校 ⇒ 公式サイト


医学部をはじめ難関大学への豊富な合格実績を持つ大手予備校です。
校舎で学べるだけでなく、自宅で受講できる映像授業も充実しているため、自分のペースで受験対策を進められます。 - エベレス高校部 ⇒
ベネッセグループが運営するオンライン学習サービスです。
医学部コースも用意されており、自宅にいながら質の高い授業を受けられます。
医学部受験対策を始めやすい価格で受講できるため、コストを抑えながら難関大学を目指したい人にもおすすめです。 - アガルート ⇒ 公式サイト


医学部受験対策や総合型選抜・学校推薦型選抜に対応しているオンラインスクールです。医学部の合格実績もあり、小論文や面接対策まで幅広くサポートを受けられます。



まずは、無料体験や資料請求などして医学部への夢を現実のものにするための一歩を踏み出してみてください!
オープンキャンパスに参加しよう
医学部を目指すなら、高校生のうちに志望校のオープンキャンパスへ参加してみましょう。
実際に大学を訪れることで、授業の雰囲気や実習設備、キャンパスの環境などを自分の目で確認できます。また、在学生や先生の話を聞くことで、「この大学で学びたい」という気持ちがより強くなることもあります。
大学によっては模擬授業や研究室見学、入試説明会などが開催されることもあるため、受験勉強のモチベーションアップにもつながります。気になる大学があれば、高校1・2年生のうちから積極的に参加してみるのがおすすめです。


【医者になりたい!】小学生・中学生・高校生から始める夢へのロードマップ:まとめ
医者になるためには、医学部に進学し、医師国家試験に合格する必要があります。
その道のりは決して簡単ではありませんが、小学生・中学生・高校生のうちから少しずつ準備を積み重ねていけば、夢に近づくことができます。
勉強はもちろん大切ですが、それだけではありません。



人を思いやる気持ちや、相手の話をしっかり聞く力、最後まで努力を続ける姿勢も、医師として活躍するために欠かせない力です。
今回ご紹介したロードマップや進路の選び方を参考に、「今の自分にできること」から少しづつ始めてみてください。
小さな積み重ねが、未来の医師への大きな一歩につながります!
















